ご飯を炊いた際、以下のようなケースでご飯を余らせることがあるかと思います。
- 夕飯で食べたご飯が、思いのほか減らなくて、中途半端に余ってしまった。
- ご飯を一度に食べきらないで、保存用にする目的で、あえて多めに炊いて、余らせた。
このような場合、一般的には余ったご飯をラップに包んで冷凍する、または冷蔵に保存して次の日の朝にレンジでチンして食べる、などといったような対処をしているかと思います。
もちろんこれでもいいのですが、この余ったご飯を夜のうちに軽く仕込んでおくだけで、次の日の朝により美味しく食べられたら良いと思いませんか?
しかも、それが簡単に5分くらいで調理できるとしたらどうでしょう?
さらに、調理の難易度もメチャクチャ簡単で、料理の上手い下手も全く関係なかったらどうでしょう?
これらを全て網羅している、魔法のレシピで作るのがこれ、「極ウマ混ぜご飯おにぎり」。
管理人である私ヒカリが考えた完全オリジナルのレシピであり、誰にでも超簡単に美味しい混ぜご飯おにぎりが明日からすぐに作れます。
この記事では、余ったご飯の有効活用方法として、管理人ヒカリ流の「極ウマ混ぜご飯おにぎりの作り方」を、写真入りで、ポイントを詳しく解説しながら紹介しています。
どこの家にもほぼ必ずあるような調味料と材料で、誰にでも簡単に作ることができるので、お子さんがいる主婦の方にはもちろん、一人暮らしのサラリーマンの方にも、参考になる内容となっています。
ぜひ最後までお読みになって、試していただけると幸いです。
目次
極ウマ混ぜご飯おにぎりの作り方の概要と調理時間について。
「極ウマ混ぜご飯おにぎり」の作り方のおおまかな概要は以下の通り、4つの工程となっています。
調理時間は5~10分もあれば十分です。
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1調味料、材料を準備する。
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2準備した調味料、材料をご飯に混ぜて、混ぜご飯を作る。
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3混ぜご飯でおにぎりを作る。
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4出来上がったおにぎりにのりを巻いて完成。
それでは、実際に調理している時の写真をまじえながら、ポイントを詳しく解説していきましょう。
必要な調味料、材料を準備する。
調理を始める前に、まずは調味料や材料を用意しましょう。
ご飯はまだ温かいかどうかも確認しておきましょう。
必要な調味料、材料は全てどこの家にでもあるもの。
調理に必要な調味料、材料は以下の通りです。
それぞれ必要な量は約1合分くらいのご飯に対しての、おおよその量になります(ざっくりでOKです)。
- しょうゆ・・・大さじ2杯分くらい
- めんつゆ・・・大さじ2杯分くらい
- マヨネーズ・・・大さじ2杯分くらい
- ふりかけ・・・大さじ1~2杯分くらい
- かつおぶし・・・大さじ2~3杯分くらい
- のり・・・2~3枚(出来上がるおにぎりの個数分必要)
ふりかけはゴマが入ってさえいれば、どんな種類でも大丈夫です。
ワサビふりかけやカレーふりかけなど、味の強い種類のものは多少の味が残りますが、ほとんど大差はないです。
もしふりかけがなければゴマでもOKです。
味がしっかりしているので、のりは別に巻かなくても大丈夫ですが、巻いた方がより美味しくなります。
また、マヨネーズはマーガリン(バターでもOK)に変えることで、和風の味から洋風の味に変えることもできます。
この場合はコショウも加えた方が味にインパクトが出てgoodです。
その日の気分によってマヨネーズとマーガリンを使い分けてみてください。
どちらも甲乙つけがたいくらい、味には自信があります。
使用するご飯は、まだ温かい状態である方が断然に楽。
混ぜご飯に使うご飯ですが、まだ電子ジャーの中に残ったままで、温かい状態である方が断然に楽です。
ご飯さえ温かければ、電子ジャーの中でなくても、ボールやラーメンどんぶりなどの大きめの器であれば移してしまってもOKです。
多少冷めてしまっていても、ほのかに温かさが残っていれば全く問題はありません。
ご飯が完全に冷え切ってしまっているようでしたら、この記事の下の方「お冷ご飯でも美味しく作れる。」の項で述べている方法を参考にしてください。
この場合は少しだけ手間が増えることになります。
また、もしこの時点で電子ジャーのコンセントが入りっぱなしで保温状態のまま維持している場合は、おにぎりを握るときに熱いので、コンセントを抜いて電源を切ってしまいましょう。
調味料、材料を炊飯ジャーの中に直接投入して、ご飯と混ぜる。
いよいよ調理開始です。
こちらは電子ジャーの中に残ったご飯。
これでだいたい1合半くらいでしょうか。
ここへ直接材料を投入していく形になります。
ボールやラーメンどんぶりなどに移している場合は、そこへ投入していきましょう。
まずはしょうゆを投入。大さじで分量をはかったりしないでざっくりいっちゃいましょう。
めんつゆを投入します。ここもざっくりいっちゃいましょう。
最後に味が薄かったら、少しずつ加えながら混ぜて味調整すればいいだけの話ですので、神経質に分量をはかって時間をかける必要はないです。
マヨネーズ投入です。上記で述べましたが、これをマーガリンとコショウに変えれば、味が和風から洋風に変わります。
どんどんいきます。ふりかけ投入です。写真はおかかふりかけですが、ゴマが入っていればどんなふりかけでもOKです。
逆に、ゴマが入っていないふりかけは、味にアクセントがなく、口の中で風味が出ないのでNGです。
ラスト。かつおぶし投入です。材料投入はこれで全部ですね。
そして混ぜていきます。
色が均等になるように混ぜて、味を均等にしていきましょう。
これでほぼ混ざりましたね。ここで味が気になる方は味見して、薄い場合は調味料を少しずつ足すなどして味を調整してください。
ひとまずこれで混ぜご飯自体は完成です。ここまで、1~2分もあればできるのではないかと思います。
どうです?
メチャクチャ簡単じゃないですか?
このままおにぎりにしないで食べてももちろん美味しいですが、これを作っているシチュエーションとして、電子ジャーの中に残ったご飯で作っているわけですから、すでにご飯は食べ終えていて、お腹はいっぱいのはずです。
というわけで、冷めても美味しい、混ぜご飯おにぎりに変えていきましょう。
出来上がった混ぜご飯でおにぎりを作る。
では次におにぎりを作っていきます。
必ずラップを使っておにぎりを握ってください。
素手で握ってしまうと、マヨネーズなどの油でベタベタになってしまいますよ。
ラップを調理台の上に準備します。
出来上がった混ぜご飯をのせていきます。ここでまだ熱すぎる場合は少しだけ冷ましましょう。
ラップで包みます。
握って握って・・・、おにぎりの形にしていきましょう。
これでおにぎり自体は完成です。
同時に作ると効率が良いですよ。
このあとのりを巻くわけですが、のりが家にない、というのであればこれで完成で全然問題なしです。
のりを巻かなくても、味がしっかりしていて美味しいことには間違いありません。
出来上がったおにぎりにのりを巻いて完成。
では最後にのりを巻いていきましょう。
出来上がったおにぎりを一度ラップから出して、のりを巻いていくだけです。
のりが巻き終わりました。
再びラップで包んで、混ぜご飯おにぎり完成です。
形も良く仕上がっていますね。
以上で、混ぜご飯おにぎり全工程は終了です。
ここまでの調理時間ですが、おにぎりの個数にもよりますが、だいたい5~10分もあれば余裕でできちゃいます。
一晩経って朝になって冷めてしまっても、そのまま美味しくいただけます。
もちろんレンジでチンして温めて食べても、美味しくいただけます。
お冷ご飯でも美味しく作れる。
ここではお冷ご飯の場合の作り方を解説していきます。
ここまでとの違いは、まず冷え切ったご飯をフライパンの上で炒める、ということです。
あとは材料を投入していき、そのままフライパンの中で混ぜるだけで、その後の工程は同じです。
冷たいご飯をレンジでチンしてからやればいいような気もしますが、一度冷え切って菌が繁殖している恐れがあるため、調理してからすぐに食べないおにぎりをこれで作るのは、レンジでチンだけではリスクが高すぎるので、おすすめできません。
そこで、炒めることで確実にご飯を再度加熱して作った方が、より安全に美味しく食べられるので、この方法を紹介しています。
ではさっそく作っていきましょう。
こちら、冷蔵庫の中で半日寝かされたお冷ご飯です。
まずはフライパンに油を適量投入しましょう。
お冷ご飯投入です。ご覧のように固まっちゃってます。
ご飯をほぐしていき、均等に加熱されるようにしていきましょう。
全体的にほぐれて、完全に加熱されていればOKです。
ここで加熱を停止してしまいます。
調味料、材料を投入します。やり方は電子ジャーの中でやる場合と同じです。
ちなみにですが、こちらの写真ではマヨネーズではなく、マーガリンとコショウを投入しています。
均等に混ぜていきます。
色が均等に混ざればOKです。ここで味が気になる方は味見して、調味料を加えるなどして調整してください。
このあとのおにぎりを作っていく工程は、電子ジャーの時と全く同じです。
「出来上がった混ぜご飯でおにぎりを作る。」の工程のところから参考にしてください。
ちなみにですが、お冷ご飯を調理するシチュエーションとして、お腹がいっぱいの時ということはあまりなく、お冷ご飯をメインで食べるというシチュエーションが多いと思われます。
このような場合はあえておにぎりは作らずに、このままお皿に盛って、アツアツのまま食べることをおすすめします。
チャーハンを作る感覚で作って、そのまま普通とは全く違った味のチャーハンを食べる、といった感じですね。
もちろん、このままで美味しいですよ。
まとめ
ここまで「極ウマ混ぜご飯おにぎりの作り方」を紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
このレシピについてのメリットを簡単にまとめると、以下のようになります。
- 余ったご飯の有効活用ができる。
- 誰でも簡単に作れる。
- 調理時間がほとんどかからない。
- どこの家にもある材料で作れる。
- お冷ご飯でも調理できる。
- 美味しい。
例えば、夕飯でご飯が余ってしまった際に、夜のうちに時間をかけずに、家にある材料で簡単に調理しておくだけで、次の日の朝にはそのメリットが得られます。
特に、朝は慌ただしく忙しいことが多いですし、おにぎりにしておくことで食べる時間も短縮になります。
また、起きたばかりでなかなか食が進まない小さなお子さんでも、口当たりが優しく、万人受けする味で、そしておにぎりという食べやすさもあれば、きっと美味しく食べていただけることかと思います。
ではこの混ぜご飯おにぎりですが、どれだけ美味しいのか、ということになってきますが・・・。
結論を言ってしまえば、今までに私がこれを作っていろいろな人に食べてもらってきたのですが、その結果、全ての人が「美味しい」と言ってくれています。
good評価率は100%です。
というわけですので、味は保証できます。
以上、誰にでも簡単に作れて、なおかつ味の保証付きの「極ウマ混ぜご飯おにぎり」。
自分で言うのもなんですが、やってみる価値はあり、明日からでもすぐに作れる自信作です。
この記事を読んで興味を持たれた方は、ご飯が余った際にはぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
最近世の中は暗いニュースばかりが目立ちますが、簡単に手作りで美味しいものを作って食べて、明るく元気に乗り切っていきましょう。